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手前に合わせると奥はぼけます フェアリードリーム(2004年4月) |
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人が重なっていても一人に注目できます Top the TOP!(2004年3月) |
暗い場所でフラッシュを使わず撮るために明るいレンズで絞りを開放する、この時の最大の問題は被写界深度が非常に浅くなることです。
被写界深度というのは、ある距離にフォーカスを合わせた時その前後でフォーカスが合って見える範囲のことです。被写界深度が深ければ画面全体にフォーカスが合っているように見え、浅ければ一部分にしか合っていないように見える。これを効果的に使うと全体を引き締まった感じにしたり、ポートレートで背景をぼかしてモデルを際立たせたりできます。被写界深度には
- 望遠レンズほど浅くなる
- 絞りを開ける(f値が小さい)ほど浅くなる
- フォーカス距離が近いほど浅くなる
という関係があるので通常はこれを上手く利用して自分の撮りたい画面を作るのですが、私のような撮影条件ではどうしても被写界深度が浅い写真しか撮れません。そうなるとフォーカス合わせが非常にシビアになるので、撮影ミスが増えていくのは痛いところ。また、複数のものを見ながらシャッターを切ってもフォーカスが合うのは一つだけでは、自分の思ったような写真にならないので困ったものです。
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照明効果と相まって浮かび上がる 光のパレード イルミナント(2004年3月) |
とは言え、そんな苦労をしながら撮るのも面白いもので、自分の予想通り、自分の想像以上、そして思いもよらない写真ができあがるのが嬉しいんです。‘見たままに撮る’と言いつつ絶対に見たままにはならないのがカメラで、その代わり‘見たいように撮る’ことや、さらに‘見た瞬間の気持ちを撮る’こともできるのがカメラなんだなぁ、と思う今日この頃。もっとも、そんな写真を狙って撮れるほど上手じゃありませんけどね。
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全員に合わせたくても無理なんです シナモンのなにがあっても負けないもん!(2004年3月) |
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脚に合っていて顔には合ってないという失敗 ウサハナのカラフルファンタジー(2004年4月) |
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